海外サプライヤーの製品カタログ PDF を翻訳し、仕様を原文で確認する方法

海外サプライヤーの製品カタログを理解するには、PDF を翻訳し、各ページの原文を訳文の隣に置きます。訳文で各製品が何かをつかみ、発注に使う情報——型番、仕様値、単位、公差、材質、発注条件——は原文で一つずつ確認します。カタログは購入の根拠になる資料なので、言い回しより細部が大切です。
このガイドの対象
外国語の製品カタログ、パンフレット、仕様書の PDF を受け取り、正しい製品を選んでサプライヤーに的確な質問をしたい購買担当者、小規模な輸入業者、店舗オーナー、エンジニアの方向けです。
手順
- サプライヤーが用意できるなら、印刷パンフレットの写真ではなく、デザインデータから書き出した PDF をもらいます。
- PDF を iSomor にアップロードし、言語を選びます。分厚いカタログなら、検討中の製品のセクションだけを翻訳します。
- 結果を左右表示でダウンロードし、各ページの訳文が原文の隣に並ぶようにします。設定は対訳 PDF を作る方法で説明しています。
- 訳文で製品説明を読んで候補を絞り、原文のページを開いて下のチェックリストを確認します。
- 候補リストとサプライヤーへの質問は、型番と数値を原文のページどおりに書き写して作ります。

原文で何を確認するか
| 項目 | 重要な理由 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 型番・品番 | 1文字違えば別の製品 | 訳文ではなく原文のページから書き写す |
| 仕様表 | 文章の折り返しで数値や見出しがずれることがある | 使う数値はすべて原文の表で読む |
| 単位と小数点 | mm とインチ、kg とポンド、1,5 と 1.5 は国によって違う | カタログが使う単位と小数の書き方を控える |
| 公差と範囲 | 「±0.1」「10–20」は読み違えやすい | 記号と範囲の両端を確認する |
| 材質・表面処理 | 材料規格や仕上げの名称に対応語がないことがある | 原語を調べ、不明ならサプライヤーに聞く |
| 規格とマーク | 画像に印刷されたマークは翻訳されないことがある | 原文のページを見て、裏付け書類を求める |
| 最小発注数量・納期・梱包 | 取引条件を左右する | サプライヤーと書面で確認する |
重要な情報の照合方法はPDF の翻訳を原文と照合する方法で詳しく説明しています。
紙のパンフレットや展示会で撮った写真は?
各ページを平らに置き、明るい場所ではっきり撮影またはスキャンします。スキャンや写真を翻訳するには、Google またはメールリンクでサインインし、アカウント認証を完了する必要があります。翻訳の前に文字認識が行われ、表の小さな文字などは誤認識や読み落としが起こり得るため、型番と数値はすべて写真と照らし合わせてください。撮影のコツは翻訳用に書類のページを撮影する方法にあります。
制限
- 製品写真、図、ロゴの中の文字は翻訳されないため、その部分は原文で読みます。
- レイアウトはできるだけ保たれますが、訳文が長くなり、文字の詰まったカタログのページや表では折り返しが変わることがあります。
- 注文書の入力欄は訳文 PDF に残らないため、サプライヤーの原本のフォームに記入してください。
- 訳文はカタログを理解する助けであり、製品が要件や現地の規則を満たすかどうかを確認するものではありません。サプライヤーに確認し、必要に応じて専門家に相談してください。
- カタログから契約に進むときは、サプライヤーの条件もよく読みましょう。海外の取引先との契約書や NDA の PDF を対訳で読む方法を参照してください。
よくある質問
翻訳したカタログをチームに共有してもいいですか?
社内での検討用なら問題ありません。サプライヤーに連絡するときは、どの製品を指しているか誤解がないよう、相手の原本カタログにある型番と数値を引用してください。
インチをミリに換算してくれますか?
当てにしないでください。訳文の単位と数値はすべて原文で確認する対象とし、換算はご自身で行ってください。
カタログが200ページあります。全部翻訳する必要がありますか?
いいえ。必要なセクションだけを小さな PDF に分けて翻訳します。
製品名がおかしく訳されていました。どうすればいいですか?
製品名やシリーズ名はブランド名であることが多いです。検索やサプライヤーへの問い合わせには、原文のページにある名称を使ってください。
読み切れないサプライヤーのカタログがあるなら、PDF を iSomor にアップロードし、左右表示でダウンロードして、発注前に型番と仕様を原文で確認しましょう。